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【DATA】
釣人:加藤 武臣
使用商品:AURA G-NAVI G3
釣果:チヌ25~37cm 13匹、グレ20~33cm 2匹、サンバソウ多数
日時:2011年10月25日(火)
釣場:三重県鳥羽市畦蛸町
使用渡船:第二龍丸

チヌのかかり釣りは掛け合わせの釣りです。
誘って出る微妙な魚信やダンゴが割れた瞬間の食いを穂先にとらえて鈎を打つ。
これが醍醐味ではありますが、それでは鈎に乗らないときがあります。
10月末にいった的矢湾・畦蛸がそうでした。

朝からボラやサンバソウ、コッパグレの活性が高く、チヌもダンゴを突つくような状況でしたが、チヌアタリを合わせにいくと素鈎を食らうことが多く、中々掛けられません。
素鈎を引いたあとは、しばらくサシエを食わなくなります。

こんなときは、底でのエサ切りは厳禁です。
チヌがサシエを飲み込んでくれるまで送りながら待って、穂先が大きく曲がってから聞き合わせを入れると掛けることができます。

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当日上がった18号イカダはゆっくり釣座の下へ入って来る潮流でした。
送り込むのは簡単ですが、合わせたときに糸がフケているため、フロートにハリスが触れて高切れしてしまいます。
重いオモリで底に着けてそこから先を流す方法もあるのですが、それでは流しにくく、なるべくフカセで釣りたい私にとってはあまり好みではありません。

そこでG-NAVIの出番です。
鈎上半ピロにG-NAVI G3を誘導でセット(ウキ止め糸とシモリ玉使用)し、鈎上10~20cmにBまたは2Bのガン玉を打って微調整しながら流していきました。

G-NAVIから穂先までの張りを持たせて、フロートに糸を擦らせない作戦です。

これで筏のほぼ中央付近から後ろでチヌを拾います。
かなり大きな前アタリがあり、そのあとの少し押さえ込む食いアタリもあるのですが、ここは大きく舞い込むまで我慢が肝心です。
チヌに違和感を与えないこの仕掛けですと、必ず舞い込みます。

分かっていても、こんな待ちの釣りはそう何度もありません。
手持ちで待っている所為か、実際は何度も反射的に合わせてしまいます。
必要のない警戒心を感じさせたようでした。

エサをローテーションしながらダンゴを打つ。
これの繰り返しでチヌの食い気を戻します。

ときおり変わる左右の流れではガン玉は外してどんどん流し、前アタリを感じたら少し止め、速度を落として竿で送っていきます。
G-NAVIでないとこんな流し方はできません。
糸通り性能のよさが、穂先に負担をかけません。

底を確実にトレースできているかという疑問には、チヌが釣れるのが答えです。

1匹目は手前に入る潮で一流しで待っていると、いきなり竿を持っていきました。
ジャスト30cmのきれいなギンピカ。

ここで本日の失敗が判明。
スカリを出していませんでした。
ダンゴを数個入れてから焦りながら用意しますが、釣ったチヌに申し訳ありません。

この後2匹目が来るまで少し時間がかかりました。
サンバソウと遊んだあと、潮行きが変わりました。

2半サナギ(SNS「AURAER」メンバー・2ヒロ半次郎さん流のサナギ+練餌ストッパー装餌法)で左に流れる潮に乗せ、竿5本ほど流すと小さな前アタリが。
仕掛けを止めてすぐにガッツンと手元まで来る強烈な食いアタリ。

潮流にも押されて何度も糸を引き出したのは、本日最長の37cmのチヌでした。
よう引いてくれました。
シラサに変えて、流すこと1本半で27cm。

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最終5時までで13匹、サンバソウは30匹ほど。
おまけはグレの33cm。
楽しい一日でした。

以前は潮の流れやアタリを取りやすくするためにガン玉だけを変えていました。
G-NAVI使用ではその位置を変えることや、追加のガン玉を打つことで守備範囲がひろがりました。

日が翳る夕暮れどき、逆光やざわざわした波立ちで仕掛けの回収時にガン玉を見落として、穂先まで巻き上げることがよくあります。
穂先折れの一番の原因です。
G-NAVIをつけていると見落としがなくなり、また抵抗感がフッと抜けるのでよく分かります。

かかり釣りではまだまだ工夫ができる嬉しいアイテムですね。